第12回 表計算ソフトによるデータ分析(藤村先生) 課題






課題: 「一房の葡萄、他」の擬態語・擬音語を、「坊っちゃん」「銀河鉄道の夜」の擬態語・擬音語と比較しなさい。

     以下の二つのグラフを作成し、ことばで特徴を記述すること。
1. 1000文字あたりの擬態語・擬音語の頻度をテキストごとに示したグラフ
2. 擬態語・擬音語の音に関する特徴をテキストごとに示したグラフ




@ 擬態語・擬音語の出現率(単位:‰)         




A 擬態語・擬音語の文字数とその数     




B Aと同じ数値をテキスト別に割合を百分率表示


「坊っちゃん」には比較的少ない。「銀河鉄道の夜」には多い。「一房の葡萄、他」は3作品の平均値に近い。
4文字からなる擬態語・擬音語が圧倒的に多い。6文字以上のものも「銀河」には比較的多く見られるが、数的にはごく少数である。
割合で見ると、4文字のものが「坊っちゃん」に一番多く、「葡萄」には6文字も比較的多い。
8文字以上のものが入っているのは、擬態語・擬音語ではない繰り返し表現もデータに入れてしまったからであろう。「銀河」にはこのような語が数・割合ともに多いようである。